縄文土器も好きだけど、私は特に土偶が好き。
あの独特な表情や、現代ではなかなか思いつかないような形を見ると、「縄文人、何を考えてこれを作ったんだろう?」と想像してしまいます。
土偶は全国の博物館で見ることができますが、せっかくならその土偶が出土した地域まで足を運んでみるのもおすすめ。
まずは国宝土偶に会いに行く
まずは、土偶好きなら一度は実物を見ておきたい国宝土偶。
現在、国宝に指定されている土偶は5点あり、それぞれ異なる地域で出土しています。
北海道の「中空土偶」、青森県の「合掌土偶」、山形県の「縄文の女神」、長野県の「縄文のビーナス」「仮面の女神」など、どれも個性的。
国宝土偶を目的に縄文旅を計画するのもおすすめです。
国宝だけじゃない!会いに行きたい土偶
土偶好きなら、国宝に指定された5体だけでなく、ぜひ見てほしい土偶がまだまだあります。
ここでは、実際に訪れて「これは面白い!」と思った土偶や、たくさんの土偶を見ることができる博物館を紹介します。
釈迦堂遺跡博物館|山梨県

土偶好きなら、一度は訪れてほしいのが山梨県の釈迦堂遺跡博物館。
なんとこちらには、1,000点を超える土偶が収蔵されています。釈迦堂遺跡から出土した土偶は1,116点にのぼり、その一括資料は重要文化財にも指定されています。
しかも、同じ「土偶」でも形や大きさがさまざま。
ずらりと並んだ土偶を眺めていると、「縄文人はこんなにいろいろな土偶を作っていたんだ!」と驚かされます。
三内丸山遺跡|青森県

青森県の三内丸山遺跡も、実は土偶好きにはたまらない場所。
三内丸山遺跡では、なんと2,000点以上の土偶が出土しており、一つの遺跡からの出土数としては日本最多とされています。
遺跡に併設された「さんまるミュージアム」では、重要文化財の大型板状土偶など、三内丸山遺跡から出土したさまざまな資料を見ることができます。
土偶だけを見に行くというより、実際の遺跡を歩いて、出土品もじっくり見るという楽しみ方ができるのが三内丸山遺跡の魅力。
「この場所で、これだけたくさんの土偶が作られていたんだ」と考えながら遺跡を歩くと、また違った見方ができそうです。
東京国立博物館|東京都

「縄文旅に行きたいけれど、まずは東京で土偶を見たい!」という方におすすめなのが、東京国立博物館。
日本を代表する博物館だけあって、縄文時代の土偶もさまざまなものが収蔵されています。
なかでも有名なのが、教科書でもおなじみの遮光器土偶。青森県つがる市の亀ヶ岡から出土した重要文化財で、大きく表現された目と、全身を覆うような文様が特徴です。
ただし、展示される土偶や展示期間は入れ替わることがあるので、訪問前に公式サイトで確認するのがおすすめです。
東京で気軽に縄文の土偶に出会える場所として、覚えておきたい博物館です。
博物館だけじゃない!土偶に会える縄文スポット
木造駅|巨大な遮光器土偶がお出迎え!

青森県つがる市のJR木造駅には、駅舎の正面に巨大な遮光器土偶が!
高さ約17.3mもある大きな土偶で、駅に到着するといきなり土偶がお出迎えしてくれます。
初めて見ると、「駅にこんな大きな土偶が!?」と驚くこと間違いなし。
この土偶は、つがる市にある亀ヶ岡石器時代遺跡から出土した遮光器土偶をモチーフにしたものです。
土偶好きなら、ぜひ駅舎と一緒に写真に収めたいスポット。
そして、木造駅まで来たなら、ぜひそのまま亀ヶ岡石器時代遺跡まで足を延ばしてみてください。
木造駅から亀ヶ岡石器時代遺跡までは、車で約20分。駅で巨大な遮光器土偶を見て、そのモデルとなった土偶が出土した遺跡へ向かう、という流れがおすすめです。
さらに、亀ヶ岡石器時代遺跡から田小屋野貝塚までは車で約3分。
木造駅 → 亀ヶ岡石器時代遺跡 → 田小屋野貝塚
と巡れば、土偶だけでなく世界遺産の縄文遺跡まで楽しめます。
「土偶を見て終わり」ではなく、「土偶の故郷まで行ってみる」。そんな縄文旅ができるのが、このエリアの面白いところです。
まとめ|お気に入りの土偶に会いに行こう
土偶には、地域によって形や表情にさまざまな違いがあります。
ぜひお気に入りの土偶に会いに旅をしてみるのもおすすめ。
博物館だけでなく、その土地の縄文遺跡や周辺のスポットまで巡れば、土偶をきっかけに縄文旅をもっと楽しめます。
あなたのお気に入りの土偶を探しに、出かけてみませんか?

