2026年対馬旅行で訪れた縄文遺跡の1つ、佐賀貝塚(さかかいづか)について紹介します。
現在、遺跡そのものの見どころはほぼありませんが、近くの峰町歴史民俗資料館では佐賀貝塚から出土した土器などが展示されています。あわせて見学することで、縄文時代の人々の暮らしをより身近に感じることができます。
佐賀貝塚
佐賀貝塚は、長崎県対馬市の佐賀浦の奥に位置する、縄文時代中期(約5,000年前)から後期にかけての遺跡です。
対馬の縄文遺跡は、西海岸側に多く分布していることが知られていますが、佐賀貝塚は東海岸側に位置する数少ない縄文遺跡のひとつです。
これまでの調査では、縄文土器や石斧、黒曜石製の矢じりなどが出土しています。特に黒曜石の多くは佐賀県産であることがわかっており、縄文時代の人々が海を越えて北部九州と交流していたと考えられています。
今から5,000年前、対馬と九州の間を行き来しながら交流していた人々がいたと思うと、その行動力には驚きです…!
まずは、Googleマップに登録されている「佐賀貝塚」の地点を訪れてみましたが、現地には遺跡や案内板などはなく、特に見学できるものはありませんでした。

実際には、対馬佐賀郵便局がある集落の通り沿いに、佐賀貝塚を示す石碑がひっそりと建っています。目立つ場所ではないため、訪問の際は見逃さないよう注意してください。

以前の訪問記などを見ると、かつては近くにあったパチンコ店を目印に佐賀貝塚の石碑を探すことができたようです。しかし、そのパチンコ店はすでに閉店しており、現在は初めて訪れると少し場所がわかりにくくなっていますが、ぜひ目を凝らして探してみてください!

アクセス
🗺️住所:〒817-1412 長崎県対馬市峰町佐賀
📍 アクセス:対馬やまねこ空港から、車で約40分
対馬の観光地や縄文遺跡は島内に点在しているため、車での移動がおすすめです。
レンタサイクルを利用することもできますが、対馬は平坦な島ではなく、意外と坂道や山道が多め。地図で見るより移動距離もあるので、「気軽に自転車で一周」というのはなかなか大変そうです。
縄文遺跡をいくつか巡る予定なら、レンタカーが一番便利だと思います。
峰町歴史民俗資料館
近くの峰町歴史民俗資料館では、佐賀貝塚から出土した土器などを見ることができます。現地では遺跡の面影を感じにくいぶん、資料館とセットで訪れると佐賀貝塚への理解が深まると思います。
縄文時代の展示を目当てに訪れましたが、それだけでなく、この町の歴史や暮らしを伝える考古資料・民俗資料も数多く展示されていました。




この遺跡からは、未完成品を含む打製石斧が約300本も出土しています。そのため、この場所では石斧づくりが盛んに行われており、完成した石斧は周辺のムラへ運ばれていた可能性があると考えられています。
「石斧の生産拠点」のような役割を担っていたのかもしれません。



2022年に開館した対馬博物館も見学しましたが、訪問時には佐賀貝塚に関する展示は見当たりませんでした。そのため、佐賀貝塚の出土品を実際に見ることができる峰町歴史民俗資料館は、貴重な見学スポットでした。
アクセス
🗺️住所:〒817-1301 長崎県対馬市峰町三根451
📍 アクセス:佐賀貝塚から車で約15分
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