2026年6月に訪れた、犢橋貝塚(こてはしかいづか)を紹介します。
犢橋貝塚


犢橋貝塚は、縄文時代後期から晩期(約4,000~2,800年前)にかけてつくられた大型の貝塚で、1981年(昭和56年)に国の史跡に指定されています。
現在は「犢橋貝塚公園」として保存されており、さつきが丘団地の中にあります。
標高約26mの台地上に位置し、東西約200m、南北約160mほどの規模があります。公園自体も広く、園内を歩きながら貝塚を見て回ることができます。この日も、公園を散歩している方が結構いらっしゃいました。
貝塚は馬蹄形をしていますが、千葉市によると、正確には向かい合う2つの弧状の貝塚から構成されているそうです。
園内には、犢橋貝塚について紹介する説明板が2か所設置されていました。


2か所は少し離れた場所にあるので、公園を一周しながら探してみるとよさそうです。
そして、園内を歩いていると、地面に貝が露出しているところもありました。
土器片のように見えるものも、いくつか落ちています。

犢橋貝塚から見つかった縄文時代の遺物
現地の説明板には、犢橋貝塚から出土したさまざまな遺物が紹介されています。
縄文土器をはじめ、石器、祭祀にかかわる遺物、貝や獣骨など、さまざまな資料が見つかっています。
その中でも、説明板を見ていて目に留まったのが土版。
実は以前、千葉市埋蔵文化財センターの特別展で、この土版の実物を見たことがあります。
せっかくなので、この記事ではそのときの写真もあわせて紹介します。
土版

かわいい……!
ちょっとアホ面というか、ぽけ~~っとしていそうな表情が、なんともかわいい土版です。
この土版は、板状にした粘土を焼いて作られたもので、貝層の中から見つかりました。
現地の説明板では、護符(お守り)として信仰に用いられたものと考えられていると紹介されています。
約4,000年前の「お守り」と考えると、なんだか親しみが湧いてきますね。(大きいので持ち歩きづらそうではある。)
アクセス

🗺️住所:〒262-0014 千葉県千葉市花見川区さつきが丘1丁目18
📍 アクセス:🚃JR「新検見川駅」から徒歩約40分
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