2026年対馬旅行で訪れた縄文遺跡の1つ、越高遺跡(こしたかいせき)について紹介します。
対馬博物館では、越高遺跡から出土した土器などが展示されています。遺跡からは少し離れていますが、あわせて見学すると縄文時代の人々の暮らしをより具体的にイメージできます。
越高遺跡
越高遺跡に到着。Googleマップのピンに従って進めば、問題なくたどり着けます。
越高遺跡は案内板も設置されており、初めて訪れる方でも安心です。

対馬の美しい海を見下ろす小さな入り江に位置して、とっても過ごしやすそう。
越高遺跡は縄文時代早期から前期(約7,200~6,400年前)の集落跡で、令和7年に国指定史跡に登録させています。これまでの発掘調査では、多くの土器や石器、黒曜石が見つかっています。
特に注目したいのは、朝鮮半島南岸の遺跡で見つかるものとよく似た「隆起文土器」です。後半で紹介する対馬博物館では、越高遺跡から出土した実物を見ることができます。実際に展示を見ていると、対馬が日本列島の最果てではなく、海を介して人や文化が行き交う交流の拠点だったことを実感できます。
さらに2017年の調査では、朝鮮半島と同じ形式の石組み炉跡も発見されました。約7,000年前、この場所では海を渡ってきた人々と対馬の縄文人たちが交流しながら暮らしていた可能性があるとのこと。

また、出土した黒曜石の分析からは、佐賀県伊万里市の腰岳を中心とした九州北西部とのつながりも明らかになっています。
越高遺跡は、「朝鮮半島と九州を結ぶ交流ネットワーク」の中にあった遺跡と言えそうです。

縄文人は閉ざされた世界で暮らしていたわけではなく、海を越えて人や文化が行き交っていた。それを実感できるのが対馬の越高遺跡!面白い遺跡だ〜!

看板の奥に見える一帯が、越高遺跡だと思われます。
訪問時は漂着ゴミが多く、海岸まで近づくことができませんでした。
せっかくのロケーションなので少し残念でした( ; ; )
アクセス
🗺️住所:〒817-1531 長崎県対馬市上県町越高
📍 アクセス:対馬やまねこ空港から、車で約60分
対馬の観光地や縄文遺跡は島内に点在しているため、車での移動がおすすめです。
レンタサイクルを利用することもできますが、対馬は平坦な島ではなく、意外と坂道や山道が多め。地図で見るより移動距離もあるので、「気軽に自転車で一周」というのはなかなか大変そうです。
縄文遺跡をいくつか巡る予定なら、レンタカーが一番便利だと思います。
対馬博物館
越高遺跡からは少し離れていますが、対馬博物館では越高遺跡の出土品を見ることができます。

朝鮮半島南岸の遺跡で見つかるものと同じ紋様の「隆起文土器」の土器片がたくさん展示されていました。


独特で良い紋様だ(^ ^)
アクセス
🗺️住所:〒817-0021 長崎県対馬市厳原町今屋敷668−2
📍 アクセス:越高遺跡から車で約90分
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