滝沢遺跡の敷石住居跡(浅間縄文ミュージアム内)@長野県

中部
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滝沢遺跡の敷石住居跡

2025年11月に滝沢遺跡の移設された敷石住居跡を訪れました。滝沢遺跡は、調査によって縄文時代中期後半(約4,000年前)の遺跡であることがわかっています。

ここは、浅間縄文ミュージアム入り口の右手にひっそりとあるんですが、結構興味深い場所なんです。

平らな石が敷き詰められた「石のカーペット」?に出会えます。

一般的に縄文人の家といえば、地面を掘り下げた「竪穴住居」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、縄文時代の中期後半から後期にかけて、このように床面に石を敷くスタイルが登場したそう。

真ん中には炉。

祭祀の場としての役割があったという説もあるようですが、今日では普通に住居として使われていたと考えられているとのこと。

右手の石が張り出している部分は、住居の出入り口らしいです。

実際に遺跡を見てみると、石の平らさに驚きます。平らなのは一見、寝心地が良さそうにも見えますが、現代人の私なら翌朝はきっと体がバキバキ……(笑)。

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アクセス情報

📍所在地:〒389-0207 長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1901−1

しなの鉄道の御代田駅から歩いて、10分ほどです。

浅間縄文ミュージアム

浅間縄文ミュージアムが目当てで来られる方が多いと思いますが、本当におすすめです、ぜひ行ってください!!!

ミュージアムの最も深い場所。そこには、約5,000年前の浅間山麓に生きた人々の情熱が凝縮された「重要文化財特別展示室」があります。 スポットライトを浴びるのは、国の重要文化財にも指定されている川原田遺跡の「焼町土器」たち。 ドーナツ型の突起や、うねるような曲線、細やかな点文様……。土器の表面を埋め尽くす圧倒的な装飾に、ひたすら感動。日本の縄文文化の真髄とも言える造形美だと感じました。

まとめ

  • 滝沢遺跡の敷石住居跡では、縄文時代の中期後半から後期にかけて流行った、床面に石を敷くスタイルの住居跡が見られる。
  • 隣接する浅間縄文ミュージアムでは、国の重要文化財にも指定されている「焼町土器」が見られる。

\ みなさんもぜひ、縄文旅を楽しんでみてくださいね /
良い縄文旅を♪

縄文を鑑賞する|全国の企画展・特別展情報【2025/2026年版】
全国で開催される縄文時代をテーマにした企画展・特別展を紹介。出土品の魅力と最新研究を通して、縄文時代のリアルを感じてみませんか?

この記事の情報は訪問時点のものです。実際に訪問される際は、最新情報を検索ください。また、縄文時代の真実は縄文人に聞かないとわからない(誰もわからない)ので、色々な説があるものが多いですし、その説も研究によって変わることがあることに留意してください。

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