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下高洞遺跡の基本情報とアクセス
住所:東京都大島町元町字大昇662(伊豆大島火山博物館近く)
写真の下高洞遺跡の看板があるところまで
🚗車:元町港より3分
🚌バス:波浮港ライン「火山博物館前」バス停下車すぐ
2024年4月に下高洞遺跡に行ってきました。下高洞(しもたかぼら)遺跡は伊豆大島にあるので、行くにはまず船に乗る必要があります。高速船だと東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島まで2時間足らずで着いちゃいます!飛行機でも行くことができますが、空港までの時間や搭乗までの長い待ち時間を考えると、高速船が楽ちんです。
下高洞遺跡の看板の目の前には、火山博物館もあるので駐車可です。
下高洞遺跡は、東京都伊豆大島に位置する縄文時代の遺跡で、伊豆大島の遺跡の中では最古の遺跡とされています。昭和61年に東京都指定史跡にも登録されています。
この遺跡は、伊豆大島の高校生が発見したらしいです、すごい!A,B,C地区で遺物が確認されていて、特にA地区からは、縄文時代早期(約8,000年前)の住居跡や土器が出土したとのこと。
下高洞遺跡
事前に下高洞遺跡について、インターネットで調べていたのですがあまり情報がなく、伊豆大島ジオパークの文化サイトだけをもとに、現地に行ってみました。
看板を見つけられて、意気揚々と車を降りたのですが、本当に看板しかない・・・?!看板の近くには瓦礫が山盛りに積まれているだけでした。
何かないかと瓦礫の山に近づいていったのですが何もなく、その先は崖で危ないので、みなさんはそこまでしないでくださいね。
もう一度サイトをよく見てみると、この遺跡で有名なA地区の写真はどうみても海岸。ここから直接崖下に降りるような階段などはないので、Google mapとにらめっこし、道を探す。
近くに湯の浜という浜辺を見つけ、そこから浜辺を辿るように歩いて行けるかチャレンジ!
行けたーーー!
これは、まさに写真で見たA地区あたりではないだろうか。
侵食が進んでいるようで、地層断面に少し近づいてみましたが、遺物のようなものはさすがに見つけられず。ここも落石には十分注意してくださいね!自己責任で近づいてください。
実際に遺跡近くまで来れたので、個人的には満足でした。海を渡った伊豆大島でも、縄文人が生きていたんだな〜と思うと、感慨深いです。
下高洞遺跡から車で近い竜の口(たつのくち)遺跡は、崩壊のため、現在は立ち入り禁止とのことなので、行かないように注意です。
まとめ
- 下高洞遺跡(A地区)は、東京都伊豆大島に位置する縄文時代早期(約8,000年前)の遺跡で、伊豆大島の遺跡の中では最古の遺跡とされています。
- 昭和61年に東京都指定史跡にも登録されています。
みなさんも良い縄文旅を♪