大島下高洞遺跡@伊豆大島

下高洞遺跡 縄文の学び場

この記事の情報は訪問時点のものです。実際に訪問される際は、最新情報を検索ください。また、縄文時代の真実は縄文人に聞かないとわからない(誰もわからない)ので、色々な説があるものが多いですし、その説も研究によって変わることがあることに留意してください。

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下高洞遺跡

2024年4月に下高洞遺跡(しもたかぼらいせき)に行ってきました。

事前に下高洞遺跡についてインターネットで調べて見つけられたのは、伊豆大島ジオパークの文化サイトで下記の情報くらいしかありませんでした。

下高洞遺跡は、東京都伊豆大島に位置する縄文時代の遺跡で、伊豆大島の遺跡の中では最古の遺跡とされています。昭和61年に東京都指定史跡にも登録された。

この遺跡は、伊豆大島の高校生が発見したらしい。

A,B,C地区で遺物が確認されていて、特にA地区からは、縄文時代早期(約8,000年前)の住居跡や土器が出土したとのこと。

このサイト情報だけをもとに、現地へGO!

現地に近づいたら、さっそく遺跡の看板を見つけられて、意気揚々と車を降りたのですが、本当に看板しかない・・・?!

看板の近くには瓦礫が山盛りに積まれているだけでした。

下高洞遺跡
伊豆大島まで来て、看板しか見れないのかと絶望する筆者

何かないかと瓦礫の山に近づいていったのですが何もなく、その先は崖になっていて大変危ないので、みなさんはそこまでしないでくださいね。

もう一度サイトをよく見てみると、この遺跡で有名なA地区の写真はどうみても海岸。

ここから直接崖下に降りるような階段などはないので、Google mapとにらめっこし、浜辺に降りる道を探す。

近くに弘法浜や湯の浜という浜辺を見つけ、そこから浜辺を辿るように歩いて行けるかチャレンジ!

下高洞遺跡
おそらくA地区? サイトの写真と似ている

行けたーーー!

これは、まさに写真で見たA地区あたりではないだろうか。

侵食が進んでいるようで、地層断面に少し近づいてみましたが、遺物のようなものはさすがに見つけられず。

ここも落石には十分注意してくださいね!

自己責任で近づいてください。

実際に遺跡近くまで来れたので、個人的には満足でした。

海を渡った伊豆大島でも、縄文人が生きていたんだな〜と思うと、感慨深いです。

下高洞遺跡から車で近い竜の口(たつのくち)遺跡は、崩壊のため、現在は立ち入り禁止とのことなので、行かないように注意です。

アクセス情報

下高洞遺跡

住所:東京都大島町元町字大昇662(伊豆大島火山博物館近く)

写真の下高洞遺跡の看板があるところまで
🚗車:元町港より3分
🚌バス:波浮港ライン「火山博物館前」バス停下車すぐ

下高洞遺跡は伊豆大島にあるので、行くにはまず船に乗る必要があり、少し訪問難易度が高いですね…

ただ、高速船に乗ると東京・竹芝客船ターミナルから伊豆大島まで2時間足らずで着いちゃいます!

飛行機でも行くことができますが、空港までの時間や搭乗までの長い待ち時間を考えると、高速船が楽ちんです。

伊豆大島での移動は、個人的にはレンタカーがオススメ

下高洞遺跡の看板の向かい側には火山博物館の駐車場もありましたし、地層断面の浜辺に行きたい場合は、弘法浜近くには駐車場もあります。

レンタカーは時間も移動も制限されず、色々と小回りがきいて良いと思います。


伊豆大島の縄文観光スポットは下記にまとめています。

まとめ

  • 下高洞遺跡(A地区)は、東京都伊豆大島に位置する縄文時代早期(約8,000年前)の遺跡で、伊豆大島の遺跡の中では最古の遺跡とされています。
  • 昭和61年に東京都指定史跡にも登録されています。

みなさんも良い縄文旅を♪

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