有吉南貝塚
2025年11月に有吉南貝塚を訪れました。
有吉日枝神社境内と遺跡公園内に石碑と看板がありました。

看板が灰色地に、文字が白でだいぶ読みづらかった…

記載を要約すると、下記のとおり。
有吉南貝塚は、村田川が流れる谷から分かれた、ふたつの谷にはさまれた台地の上にあります。標高はおよそ40メートル。
現地に立ってみると、周囲を見渡しやすく、「ここに人が暮らしていたんだな」と実感できる場所です。
ここでは、旧石器時代から縄文時代、さらに古墳時代、奈良・平安時代、中世にいたるまで、途切れることなく人の営みが続いていたことが分かっています。
歴史が長い…! 住みやすい土地だったんですね
なかでも縄文好きにとっての見どころはやっぱり、貝塚がつくられた縄文時代中期後半(約4500〜4000年前)。
この時代の竪穴住居跡がおよそ60軒も見つかっていて、さらに焚火の跡や、食料を保存するための穴、小さな竪穴、柱の穴や溝など、当時の暮らしが具体的に想像できる痕跡が数多く残されていたとのこと。
看板近くを見るだけでも、貝はまあまあ落ちていました。
調査では、ハマグリやアサリ、シオフキ、キサゴ、オキシジミなどが見つかっているらしいです。

そしてなんと土器が一つ顔を出していた…!
嬉しい発見^_^

アクセス情報
📍所在地:〒266-0032 千葉県千葉市緑区おゆみ野中央5丁目
有吉南貝塚は、有吉日枝神社境内と遺跡公園内にあります。神社には数台とめられる駐車場もあったので訪問もしやすいと思います。
まとめ
- 有吉南貝塚は、旧石器時代から縄文時代、さらに古墳時代、奈良・平安時代、中世にいたるまで、途切れることなく人の営みが続いていたことが分かっている
- 貝塚がつくられたのは、縄文時代中期後半(約4500〜4000年前)
\ みなさんもぜひ、縄文旅を楽しんでみてくださいね /
良い縄文旅を♪

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