特別展「ハニワと土偶の近代」@東京国立近代美術館

特別展

この記事の情報は訪問時点のものです。実際に訪問される際は、最新情報を検索ください。また、縄文時代の真実は縄文人に聞かないとわからない(誰もわからない)ので、色々な説があるものが多いですし、その説も研究によって変わることがあることに留意してください。

記事内に広告(PR)を含む場合があります。

東京国立近代美術館の基本情報とアクセス

東京国立近代美術館

住所:〒102-8322 千代田区北の丸公園3-1
電話番号:050-5541-8600
開館時間:10:00〜17:00(金・土曜は10:00–20:00)
休館日:月曜日(月曜日が休日にあたる場合は、翌平日が休館)、年末年始など

🚃電車(東京国立近代美術館HPより):
東京メトロ東西線「竹橋駅」 1b出口より徒歩3分
東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」4番出口より徒歩15分
東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・三田線「神保町駅」A1出口より徒歩15分

2024年12月に東京国立近代美術館で行われていた特別展「ハニワと土偶の近代」に滑り込みで行ってきました。

普段、土偶が見られるのは基本的に博物館なので、美術館ではどのような展示がされているのかとても楽しみにしていました。

美術館×土偶

美術の視点から、ハニワや土偶を読み解いていく…かなり面白いです。

まず入り口あたりにのみ、本物の土器のカケラの展示があり、それ以降はまったく出てきません。

近代にハニワや土偶に出会った人々がどのように考え、どのような作品を生み出していったのか丁寧に語られていました。

気に入った展示を3点ご紹介!

まずは、蓑虫山人(1836-1900)作の「陸奥全国古陶之図」。まず「みのむしさんじん」ってあだ名?もかわいいですね。みのむしみたいに、生活用具をかついで放浪していたそうです。

数枚の掛け軸が並んでいた展示から、土偶が描かれている部分をパシャリ📸

なんとも言えないこのゆるキャラのような絵のタッチ。待受画面にしてもおしゃれそうな一枚です。

次は、はにわと土器の写真フィルムです。大昔に作られた土器などを、昔の人たちが撮影した写真で見るという、時を超えて愛される・興味を持たれ続ける土器たちに、不思議な気持ちになりました。

最後は、岡本太郎の「顔」!

これすごい面白いです!土偶なのかハニワなのかどっちつかずの雰囲気ですが、これ実は「花器」なんです!!

頭や腕のところに穴が空いているのがわかるでしょうか。この穴の部分や胸の凹み部分に、花を飾れるつくりになっています。なんとも斬新…!

さすが、岡本太郎です。

おわりに

特別展の名前にハニワも土偶も入っていますが、展示も音声ガイドも主にハニワ中心だったので、結構寂しい気持ちに…

出口にあるモニュメントもハニワだけ…(泣)

次はぜひ土偶だけに特化した、美術館の展示も見てみたいところです。

同時期に東京国立博物館で開催されていた「はにわ展」に休日に行った際は、人が多すぎて入館をあきらめてしまったので、この展示会は平日に行ったのですが、想像よりも観覧者が多くてびっくり!

日常生活の中で、土偶とかハニワが好きって方に全然出会わないのですが、特別展になるとこれだけの人がいて、普段はどこに隠れているのでしょうか…?

もっと縄文好きな方々と友達になっていきたいです。

みなさんも良い縄文旅を♪

タイトルとURLをコピーしました